秋にリリースされる、スマートフォン用ゲーム音楽の為、4月に台湾と日本にて諸々レコーディングを行いました。
今回の日程は、
4月18日に台湾の台北市のスタジオ「麗風錄音室」にて、中国古楽器の「笛」と「揚琴」の収録。
その後帰国してから、
4月24日に、ストリングスと管楽器のレコーディング。
4月25日に、ドラムのレコーディング。
という日程。そのレポートを致します。
■4/17日、台湾へ出発
まずは、台湾。
滞在期間は、4月17〜19日。
本案件のプロデューサー、杉山圭一さんと、神馬アシスタントの関向弥生の三人で台湾に向けて出発。
到着したホテルでも、音楽制作の仕事ができるように日本から持参したモバイル制作キットをスタンバイ。
ホテルの壁には何故か、馬の画像が。。。
夜は台湾初日という事で軽く前夜祭。
■4/18、in台湾、中国古楽器レコーディング
日付が変わり、レコーディング日。
台北市にある麗風錄音室というスタジオにて収録です!!
まずは笛の収録。
その後は、揚琴の収録。
アシスタントのヤヨ先生も、初海外に臆することなく、迅速に動いてくれています。頼もしい。
休憩時間に、日本から持参した他の制作案件をこなす二人の作曲家(笑)。
世界中何処にいても制作ができる時代になりました。。。
収録後にスタジオエンジニアさんとの記念撮影。
最終日のお疲れ様会。
台湾の料理は本当に安くて美味しくて、毎日食べていたいですね〜。
■4/19、帰国
帰りの飛行機でヤヨ先生が何やら日本からの制作案件を黙々とこなしています。
この移動時間のみで、曲を仕上げたとのこと。将来有望!!
■4/24、日本、ストリングス・金管楽器レコーディング
日本に帰国してからは、大急ぎでレコーディング用のスコアリング作業です。
新人アシスタントさんの栗原悠希も加わり、黙々と作業を進めます。
さて、収録日当日です。
本日はストリングスとブラスセクションのレコーディングを行います。
阿部美緒さんストリングスチームの皆さん。
そしてブラスセクション。
今回はホルン2、トランペット1、トロンボーン1という編成。
トランペットは鈴木正則さん。
ホルン、内藤貴司さん、石山直城さん。トロンボーン、宮内岳太郎さん。
アシスタントさん達も和気藹々。
■4/25、ドラムレコーディング
次の日は立て続けにドラムのレコーディングです。
ドラム奏者は同い年の鍵山喬一君。
今回はドラムテックの北村優一さんにも来て頂き、ドラムの詳細な調整を行って頂きました。
オーケストラパーカッション用に、スネアを三台弾き別けての多重録音も行いました。
スネアの音色選び放題の贅沢な環境。
■4/26、ミックス
そして最終日、台湾・日本で収録した音達をまとめ上げるミックス。
エンジニアの青木悠君が最後の魔法をかけてくれます。
思い返してみれば昨年2016年末からデモ作りが始まって、台湾での中国楽器レコーディング、日本に帰国してからの弦・管楽器、ドラム。収録した全ての音が今、合体していきます。 もう既に相当良い感じ。サントラCDとして聴きたいくらい。こんな贅沢なスマホゲーム音楽はあるのかという内容になっています。
正式にリリースされたら、再度告知致します。